基本の操作¶
登録したプロファイル(接続先の設定)を使う例です。接続先を省略すると、普段使う設定として選んだ「既定」を使います。
ファイルやフォルダーの場所を「パス」と呼びます。パスに空白がある場合は引用符で囲みます。サーバー側の区切りは/を使います。例のGroup Folder/経理/受信は、実際のフォルダー名に置き換えてください。TeamFile Serverでは書き込める場所を先に確認してください。
以下の表示例は、localhostの試験サーバーで実行した結果です。接続先URLだけを説明用の値に置き換えています。更新日時はパソコンのローカル時刻です。
一覧を表示する¶
tfcli ls 'Group Folder/経理/受信'
種別 サイズ 更新日時(ローカル時刻) 名前
F 8 B 2026-11-01 09:00:00+0900 報告.txt
D - 2026-11-01 09:00:00+0900 控え
Fはファイル、Dはフォルダーです。フォルダーのサイズは-です。BやKiBはファイルの大きさの単位です。指定したフォルダーの直下だけを表示し、そのフォルダー自身は含めません。
ファイルの情報を見る¶
tfcli stat 'Group Folder/経理/受信/報告.txt'
種別 サイズ 更新日時(ローカル時刻) 名前
F 8 B 2026-11-01 09:00:00+0900 報告.txt
取得する¶
tfcli get 'Group Folder/経理/受信/報告.txt' -o '保存.txt'
取得しました: Group Folder/経理/受信/報告.txt → 保存.txt(8 B)
-o 保存.txtが保存先です。省略するとサーバーと同じ名前になります。同じ名前のファイルが自分のパソコン(ローカル)にある場合は止まります。上書きするなら--overwrite、取得せずに飛ばすなら--skip-existingを付けます。
フォルダー全体を同じ構造で取得する場合は-rを付けます。
tfcli get "Group Folder/経理/受信" -r -o 受信
送信する¶
tfcli put '報告.txt' 'Group Folder/経理/受信/'
送信しました: 報告.txt → Group Folder/経理/受信/報告.txt(8 B)
フォルダーへ送る場合は、送信先の末尾に/を付けてください。以前からあるフォルダーを使っただけの場合、そのフォルダーの行は表示しません。新しく作ったフォルダーは表示します。
同じ名前のファイルがサーバーにある場合は止まります。既存を飛ばす場合は次のように指定します。
tfcli put 報告.txt "Group Folder/経理/受信/" --skip-existing
フォルダーや複数ファイルを送る方法は大きなファイルと転送速度を参照してください。
フォルダーを作る¶
tfcli mkcol 'Group Folder/経理/受信/控え'
作成しました: Group Folder/経理/受信/控え
親フォルダーが先に存在する必要があります。既に同じ名前があれば止まります。正式名はmkcolで、別名のmkdirでも同じ操作ができます。
コピーする¶
tfcli cp 'Group Folder/経理/受信/報告.txt' 'Group Folder/経理/受信/控え/報告.txt'
コピーしました: Group Folder/経理/受信/報告.txt → Group Folder/経理/受信/控え/報告.txt
既定ではコピー先の同じ名前を上書きしません。上書きが必要な場合だけ--overwriteを付けます。
名前の変更・移動¶
tfcli mv 'Group Folder/経理/受信/控え/報告.txt' 'Group Folder/経理/受信/控え/日報.txt'
移動しました: Group Folder/経理/受信/控え/報告.txt → Group Folder/経理/受信/控え/日報.txt
元のパスと新しいパスを順に指定します。同じ親フォルダーなら名前の変更、違う親フォルダーなら移動です。既定では移動先の同じ名前を上書きしません。
削除する¶
tfcli rm 'Group Folder/経理/受信/控え/日報.txt'
削除しました: Group Folder/経理/受信/控え/日報.txt
ファイルの削除には確認を出しません。フォルダーを指定すると、その中身も削除します。元に戻せません。端末で人向け表示を使う場合は、フォルダーのパスを表示して、削除するか聞きます。既定は「いいえ」です。
確認だけを省く場合は-fまたは--forceを付けます。
tfcli rm "Group Folder/経理/受信/控え" -f
Unixのrm -fと異なり、対象がないときは成功にしません。「見つかりません」と表示し、終了コード3で止まります。
JSON出力、--no-prompt、標準入力が端末でない場合は、確認を出さずに実行します。対話シェルも同じ規則です。
別の人の変更を消さないために¶
stat --jsonの結果で、data.resources[0].etagを調べます。ETagはファイルのバージョンを区別する値です。確認した引用符付きの値を--if-matchへ渡すと、サーバーは同じバージョンの場合だけ削除します。
tfcli stat "Group Folder/経理/受信/報告.txt" --json
tfcli rm "Group Folder/経理/受信/報告.txt" --if-match '"v1"'
"v1"は例です。実際に表示されたETagへ置き換えてください。別の人が変更した場合は「前提条件が一致しません」と表示され、削除しません。W/で始まる弱いETagや、ETagが返らないファイルにはこの方法を使えません。詳しい実行手順はtfcli guideのレシピ1にあります。
困ったときには、同じ名前がある場合や通信が切れた場合の対処を載せています。