エンコーディング変換モジュール¶
EncodingEngine¶
役割
エンコーディング変換モジュール(mod_encoding)の機能を有効・無効化します。
構文
EncodingEngine [ on | off ]
デフォルト
なし
コンテキスト
エンコーディングモジュール設定ファイル(mod_encoding.conf)
説明
mod_encoding モジュールの変換機能を有効・無効化します。TeamFile では、エンコーディング変換モジュールの動作に依存しておりますので、必ず「on」のままお使いください。
NormalizeUsername¶
役割
WindowsXP 特有の問題を回避するための対応を行うかどうか
構文
NormalizeUsername [ on | off ]
デフォルト
なし
コンテキスト
エンコーディングモジュール設定ファイル(mod_encoding.conf)
説明
WindowsXP が標準搭載する Web フォルダやドライブマウント型のクライアントは、Basic 認証で使用するユーザ ID 文字列の先頭に「ドメイン名\ユーザ ID」のような形式でサーバーへ認証情報を提出します。これは正しいユーザ情報ではないため、結果、認証が通らないことになります。この問題を避ける目的で、本ディレクティブが存在します。WindowsXP が存在する環境では、必ず「on」のままお使い下さい。
SetServerEncoding¶
役割
TeamFile サーバーが取り扱う文字のエンコーディングを指定します。
構文
SetServerEncoding [ UTF-8 ]
デフォルト
なし
コンテキスト
エンコーディングモジュール設定ファイル(mod_encoding.conf)
説明
TeamFile サーバーが取り扱うことができる文字のエンコーディングを指定します。TeamFile サーバーは UTF-8 のみをサポートしておりますため、必ず「UTF-8 」のままお使いください。
DefaultClientEncoding¶
役割
AddClientEncoding に該当しないクライアントからのアクセスが行われた時、対象クライアントが提出するエンコーディングを指定する
構文
DefaultClientEncoding(エンコーディング1)(エンコーディング2)・・・
デフォルト
なし
コンテキスト
エンコーディングモジュール設定ファイル(mod_encoding.conf)
説明
mod_encoding は、クライアントから提出された URI や Destination ヘッダ文字列のエンコードを推測しません。その代わり、クライアントから提出された文字エンコードを「仮定」して、その仮定の元、 SetServerEncoding に指定されたエンコードに変換し、その結果エンコードが成功したら、仮定が正しかったと判断する機構を有しております。
これを厳密に実行するにはアクセスするクライアントがどのエンコーディングで文字列を提出してくる のか、正確に理解しておかなければなりません。しかし、現実には未知の WebDAV クライアントは数多く、その度に指定することは不可能です。
本ディレクティブは、アクセスするクライアントの種類に関わらず利用されるデフォルト変換ルールを指定します。ここに記述された値が対象クライアントが提出してくる文字エンコードであると仮定されて処理されることを意味しています。変換の優先順位は以下の通りです。
(1) UTF8
(2) AddClientEncoding に記述されたエンコード
(3) DefaultClientEncoding に記述されたエンコード(左辺値の左から順番に評価)
このような優先順位を持ちますため、確実にリクエスト時のエンコードが判明しているクライアントについては、AddClientEncoding に記述することで、誤変換や速度低下を防ぐことができるような仕組みになっています。
現在、デフォルトで用意されている設定ファイルの値は、多くのクライアントに対して適用できる実績がございますので、特に問題ない限りはそのままお使いください。
AddClientEncoding¶
役割
対象のアクセスクライアントが提出してくる文字列のエンコーディングを指定する
構文
AddClientEncoding(アクセスクライアントの種類)(アクセスエンコーディング)
「アクセスクライアントの種類」には、正規表現に基づくワイルドカードが利用できます。
デフォルト
なし
コンテキスト
エンコーディングモジュール設定ファイル(mod_encoding.conf)
説明
アクセスクライアントが提出する文字エンコーディングが確実に判明していて、それが UTF-8 以外の場合、本ディレクティブに値を設定することで、変換速度の低下や誤変換を防ぐことができます。
なお、「AddClientEncoding」が複数設定されていた場合、AddClientEncodingの先頭から順番に検査され、最初にクライアントの種類とッチした時点で残りの AddClientEncoding は評価されない構造になっております。一般的な Apache コンフィグにおけるマージ構造とは異なりますので、ご注意ください。