3.0.0-1の新機能並びに変更点
アップデート(2024/02/20)
リリース日
2024年02月20日(火)
作業予想時間
約30分
新機能
ブラウザで利用されている画像を一新
- ブラウザで利用される画像の見た目を変更しました。
仕様変更
ありません。
改善
ブラウザのクライアント更新でもファイル名全体を表示するようになりました
ファイル名が長い場合、通常のファイル表示の省略をOn/Offする機能がありましたが、クライアント更新のファイル名にも可能にするように追加しました。
Chromeが古いブラウザと判断されてしまう
Chromeのバージョンチェックの誤りにより、Chromeを利用すると古いブラウザと判断されて機能が制限されていました。
アップデート手順
今回のバージョンはモジュールの入れ替えが必要です。移行後にサービスの再起動も必要です。 また、バージョンアッププログラムは、毎日のcronで動作している場合があります。 crontabで確認できます。 その場合、この手順はすでに完了しています。
cron を停止していたりする場合は、手動でアップデートを行う必要があります。
バージョンアッププログラムを起動します
# /usr/local/teamfile/www/bin/tfupdater
途中二つの質問があります。
バックアップ実行の有無とアップデート実行の選択
一つ目はバックアップを行うかですが、デフォルトでは、毎日バックアップを行っていますのでnで構いません。
yを押下するとストレージもすべてバックアップを行うため作業に時間がかかります。
二つ目はアップデートの実行の有無です。
y を入力するとアップデートが始まります。
Do you want to backup previous files before updating TeamFile ? (y/n) (default: y) : <nを入力してください>
Do you want to update TeamFile now ? (y/n) (default: n) : <yを入力してください>
手動によるアップデート手順
アップデートモジュール提供サーバ
アップデートモジュールは次のサーバ から取得が可能です。
https://dl.teamfile.com
| 項目 | 値 |
|---|---|
| ユーザID | www |
| パスワード | www.teamfile.com |
プロダクトはOS 環境により異なりますので環境に合わせて取得してください。
*(例)OSのバージョン確認方法
cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 7.X.XXXX (Core)
プロダクトの場所の例
/server/RHEL7/x86_64/X.X.X-X
ダウンロードファイルの配置場所(#dest-dlpath)
/var/lib/teamfile/download/
アップデート方法
tfupdaterツールによるアップデートを行います。この作業は管理者で行います。
tfupdaterは/usr/local/teamfile/www/にあります。
/usr/local/teamfile/www/bin/tfupdater -l -d /var/lib/taemfile/download/
ここのdで指定する /var/lib/teamfile/ はダウンロードファイルの配場所で指定した場所です。
設定ファイルの見直し(重要)
3.0.0でも行っていますが、再度確認をしてください。
MPMの仕組みをmpm_eventからmpm_preforkへ変更します。
アップデートのバージョン確認
コマンドからの確認方法
TeamFileのバージョンが正しくアップデートされているかは次のコマンドで確認できます 。
rpm -qa | grep pk-mod_dav
X が今回のバージョンになっていればアップデートされています。
pk-mod_dav_tf-pg9-X.X.X-X.el7.x86_64
TeamFileの再起動
アップデートは、サービスが稼働中でも行えますが、適用するためには必ず再起動を行ってください。
systemctl stop teamfile
systemctl start teamfile
ブラウザからの確認方法
TeamFileのブラウザログイン画面の右下で確認することができます。