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2.5.1-5の新機能並びに変更点

リリース日

2022年2月16日(水)

作業予想時間

約30分

新機能

ありません。

仕様変更

ありません。

改善

ある条件下においてメール送信が失敗する

2.5.1-4のリリースにより、メール送信が失敗してしまう問題を修正しました。

アップデート手順

今回のバージョンはモジュールの入れ替えが必要です。移行後にサービスの再起動も必要です。 また、バージョンアッププログラムは、毎日のcron で動作している場合があります。 crontab l で確認できます。 その場合、この手順はすでに完了しています。
cron を停止していたりする場合は、手動でアップデートを行う必要があります。手動の場合は、 3.3 から作業を行ってください。

バージョンアッププログラムを起動します

# /usr/local/teamfile/www/bin/tfupdater

途中二つの質問があります。

バックアップ実行の有無とアップデート実行の選択

一つ目はバックアップを行うかですが、デフォルトでは、毎日バックアップを行っていますのでnで構いません。

yを押下するとストレージもすべてバックアップを行うため作業に時間がかかります。 二つ目はアップデートの実行の有無です。 y を入力するとアップデートが始まります。

Do you want to backup previous files before updating TeamFile ? (y/n) (default: y) : <nを入力してください>
Do you want to update TeamFile now ? (y/n) (default: n) : <yを入力してください>

手動によるアップデート手順

アップデートモジュール提供サーバ

アップデートモジュールは次のサーバ から取得が可能です。

https://dl.teamfile.com
項目
ユーザID www
パスワード www.teamfile.com

プロダクトはOS 環境により異なりますので環境に合わせて取得してください。

*(例)OSのバージョン確認方法

cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 7.X.XXXX (Core)

プロダクトの場所の例

/server/RHEL7/x86_64/X.X.X-X

ダウンロードファイルの配置場所(#dest-dlpath)

/var/lib/teamfile/download/

アップデート方法

tfupdaterツールによるアップデートを行います。この作業は管理者で行います。
tfupdaterは/usr/local/teamfile/www/にあります。

/usr/local/teamfile/www/bin/tfupdater -l -d /var/lib/taemfile/download/

ここのdで指定する /var/lib/teamfile/ はダウンロードファイルの配場所で指定した場所です。

アップデートのバージョン確認

コマンドからの確認方法

TeamFileのバージョンが正しくアップデートされているかは次のコマンドで確認できます 。

rpm -qa | grep pk-mod_dav

X が今回のバージョンになっていればアップデートされています。

pk-mod_dav_tf-pg9-X.X.X-X.el7.x86_64

TeamFileの再起動

アップデートは、サービスが稼働中でも行えますが、適用するためには必ず再起動を行ってください。

  • RHEL7の場合
systemctl stop teamfile
systemctl start teamfile
  • RHEL6 の場合
/etc/init.d/teamfile stop
/etc/init.d/teamfile start

ブラウザからの確認方法

TeamFileのブラウザログイン画面の右下で確認することができます。