クライアント
テストモードの戻り値
TeamFileクライアントのテストモードではサーバに対する情報をいくつか入手することが可能です。
Auto Proxy Status 1
プロキシ設定状況とプロキシ接続状態がビット値で表示されます。
| ビット値 | 状況 | 
|---|---|
| 0x10000000 | プロキシ設定値を使って接続した結果、プロキシサーバの存在が確認された | 
| 0x00000001 | IEで設定したプロキシサーバを使用するがチェックされていた | 
| 0x00000002 | クライアントの「TeamFileフォルダの設定」の「デフォルトのプロキシサーバ」設定に設定されたプロキシサーバを使用する | 
| 0x00000004 | 「プロキシ」タブを開き、プロキシサーバホスト名とポート番号を入力した | 
| 0x00000008 | 「プロキシ」タブを開き、プロキシサーバを使用しないをチェックした | 
| 0x00010000 | IEのプロキシ設定を使う際に、設定の自動検出が選択された | 
| 0x00020000 | IEのプロキシ設定を使う際に、自動構成スクリプトを使用するが選択された | 
| 0x00040000 | IEのプロキシ設定を使う際に、プロキシサーバが手動設定されてた | 
| 0x00080000 | IEのプロキシ設定を使う際に、「例外」リストに記述されたホストへの接続が行われた | 
Auto Proxy Status 2
IEの接続設定を使ってプロキシサーバを検出する場合、自動検出やスクリプトの使用状況を表すビット値。ビット値の詳細は以下となります。
| ビット値 | 状況 | 
|---|---|
| 0x00000000 | ステータス無し | 
| 0x00000001 | スクリプト(pacファイル)の自動検出を試みた | 
| 0x00000002 | 上記を実行したが、スクリプトの自動検出に失敗した→IEの自動検出の設定が正しいかどうかご確認ください。IE等のブラウザからも接続が正しくできない可能性があります | 
| 0x00000010 | スクリプト(pacファイル)が見つかった | 
| 0x00000020 | スクリプト(pacファイル)のダウンロードを試みた | 
| 0x00000040 | スクリプト(pacファイル)ダウンロード失敗。IEからもTeamFileに接続できない可能性があります。IEの「自動構成スクリプトを使用する」に指定されたpacファイルに対するURLの指定が正しいかどうかご確認下さい | 
| 0x00000080 | (内部エラー)一時ファイル名が取得できなかった | 
| 0x00000100 | スクリプトの実行を試みた | 
| 0x00000200 | スクリプトの実行に失敗した → IEからもTeamFileに接続できない可能性があります。ネットワーク管理者にお問合せください。 | 
| 0x00000400 | 正しい"PROXY"命令の記述が無かった。プロキシサーバを経由しなければTeamFileサーバへの接続が行えないインフラ環境であれば、このエラーは問題があります。ネットワーク管理者への問い合わせをしてください。なお、プロキシサーバを経由せずに接続する設定(“DIRECT”)の場合にも、このステータスが報告されますが、それが意図した結果であれば問題ありません。 | 
| 0x00001000 | (内部エラー) jsproxy.dllのロードに失敗した | 
| 0x00002000 | (内部エラー) jsproxy.dllの初期化に失敗した | 
| 0x80000000 | (内部エラー) 予期しないエラー | 
例
- 例1 「自動構成スクリプト」にスクリプトを指定していて、ダウンロードして実行できた場合のステータス
0x00000130 = (0x00000010 + 0x00000020 + 0x00000100)
- 例2 例1と同じだが、スクリプトに“DIRECT”記述しかなかった場合のステータス
0x00000530 = (0x00000010 + 0x00000020 + 0x00000100 + 0x00000400)
- http://192.168.0.1/proxy.pac という自動構成スクリプトを検出したことを示す
Auto Proxy Script Location: http://192.168.0.1/proxy.pac
Server Feature
接続先のTeamFileサーバがサポートしている機能オプションを示すビット値です。ビット値の内訳は以下の通りです。
| ビット値 | 状況 | 
|---|---|
| 0x00000000 | WebDAVサポートなし → 設定されたTeamFileサーバ以外に接続されています。ロケーション名が未入力であったり、正しくないケースでも本件に該当いたします。URLをお確かめ下さい。 | 
| 0x00000001 | DAV class1 (アップロード、削除、移動、コピーオペレーションのサポート) | 
| 0x00000002 | Basic searchのサポート | 
| 0x00000004 | TeamFile特有のsearchのサポート | 
| 0x00000008 | DAV class2 (ロック、アンロックオペレーションのサポート) | 
| 0x00000100 | TeamFileオプション・メール監視 | 
| 0x00000200 | TeamFileオプション・データベース連携 | 
| 0x00000400 | TeamFileオプション・ごみ箱機能 | 
| 0x00000800 | TeamFileオプション・拡張ユーザ機能 | 
| 0x00001000 | TeamFileオプション・サムネイル表示支援機能 | 
| 0x00002000 | TeamFileオプション・パスワードポリシー設定機能 | 
| 0x00004000 | 拡張メール機能のサポート | 
| 0x00008000 | TeamFileグループ制約機能 (2.1.122以降) | 
| 0x00010000 | TeamFileグループ管理者機能 (2.1.122以降) | 
| 0x00020000 | URLチケット機能 (予約) | 
| 0x00040000 | 開封通知機能 (2.1.122以降) | 
| 0x00008000 | グループクォータ | 
| 0x00010000 | アクセス制限 | 
| 0x00020000 | BOX機能 | 
| 0x00040000 | アップロードポリシー機能 | 
| 0x00080000 | 二段階認証機能 | 
Note
0x00000000以外のフラグ値は、接続テストにおいて注意する必要はありません。