TfServerPolicy
役割
サーバー管理者がロケーションに対して管理者でも設定できないポリシーを設定する。 ただし、TeamFileの管理者は設定できませんが設定の影響を受けません。(例外あり)
構文
TfServerPolicy key=value
デフォルト
未設定
コンテキスト
ディレクトリ設定ファイル (new_xxx.conf)
説明
TeamFileのアカウント管理者ではなく一方的にサーバー管理者がルールを 設定し運用できる機能です。Key=value の形式で設定が行えます。設定方法は次の二種類あります。
空白区切り
TfServerPolicy key=value key=value
複数行
TfServerPolicy key=value
TfServerPolicy key=value
設定項目
boxlimit
BOX機能の一つで有効期限による制限が行えますがこの有効期限に制限をつけます。
この制限をつけると無期限の設定が行えなくなります。
設定は秒単位ですが、最低でも 1日(86400) にすることをお勧めします。
例: 3日だけ公開設定することを許可する設定
       (60s x 60m x 24h x 3day = 259200)
        boxlimit=259200
boxdisableformat
BOX機能の一つに出力フォーマット機能があります。この機能は 通常のブラウザで
  閲覧する以外に iframe に貼り付けやすい list 形式や xml 形式 json 形式が存在
  します。特にiframeの埋め込みはBOX設定の時にコピーペーストするだけで張り付ける   ことができる為管理者にとっては都合が悪い時もありますがこの機能はその出力フォーマットを抑制します。
  ここで設定されたフォーマットを利用しても標準フォーマットに変更されます。  
boxdisableformat=list,xml,json
Warning
boxlimit並びに boxdisableformat は TeamFile のアカウント管理者には無効です。
boxlimitやboxdisableformatは一般ユーザに対してはルールが設定され有効に働き
ますが、例えば無期限にファイルを 公開したい場合やajaxを利用した仕組みを作る
場合ではこのルールに縛られてしまい逆に有効活用が行えません。
このような場合を考慮して管理者が作成したBOXに関してはこの機能は無効化されま
す。BOX 作成者が管理者であることですので公開するファイルではない点に注意し
てください。
browserstyle(2.4.0-1以降)
ブラウザの表示スタイルを変更します。
- 
invisiblebrand 
 ログイン画面に2.4.0-1よりTeamFileブランド画像が表示されるようになりますが、 従来はサービス名がわかる箇所はブラウザのタイトルバーしか存在しませんでした。 invisiblebrand を追加しておくとログイン画面でブランド画像が非表示となり、 従来とほぼ同じような表示を行います。タイトルバーのブランド名も表示されな くなります。
- 
oldloginpage 
 SAML機能により変更となったログイン画面を従来型のログイン画面へ変更することが できます。ただし、SAMLを有効にしている場合認証選択画面は表示されます。
例:ログイン画面からブランドの画像表示を消去する
      browserstyle=invisiblebrand
例:ブランドを非表示にして、且つログイン画面を従来型のログインを利用する browserstyle=oldloginpage,invisiblebrand
boxwithoutmail(2.5.1-2以降)
BOXにメールアドレスを指定して公開した場合、そのメールアドレスに対してサーバ よりメールが自動的に送信されてしまいます。2.5.1-2以前はメールの送信は手動で 行う必要がありました。この自動送信を制御します。
- user
 一般ユーザの公開はメールが送られなくなります。
- all
 管理者も含めて全ユーザがメール送られなくなります。
boxdisablewildcardmailaddr
BOXにはワイルドカードでメールアドレスを指定することができますが、この設定に よりそれを禁止します。この設定値には値がありません。