BOX(第三者へのファイル提供)
TeamFile BOXは、TeamFileの永続アカウント以外(第三者)のユーザに対してファイルの提供を実現します。
TeamFileのBOXを利用するためには、管理者が利用者に対してBOX可能なグループへの割り当てを行う必要がありますが、一度割り当てを行えれば利用者は自由にファイルを第三者へ提供することが可能となります。
BOXグループフォルダの作成
BOXはどのグループでも行えるものではありません。管理者が特別に許可したグループにおいてのみ公開を行うことが可能です。
通常運用されているグループが意図しない形で公開されることがありません。
グループの作成
- 管理者フォルダ > ユーザ > 左下のグループで右クリックでプロパティを選択します。
- 属性タブを選択して「公開」の公開グループを有効にするにチェックをします。
BOXが適用されたグループフォルダはアイコンが通常のグループフォルダのアイコンと異なります。また、既に作成しているグループでも設定で変更することが可能です。
BOXグループへのユーザの招待
BOXを利用させたいユーザを作成したグループへ割り当てます。
- 管理者フォルダ > ユーザ > 左下のグループで対象のグループを選択します。
- ユーザ一覧より対象ユーザをグループへドラッグします。
BOXフォルダの作成
割り当てられたユーザは、自分のグループフォルダに対象グループが現れますのでそのグループフォルダにはいります。
- グループフォルダ直下にフォルダを作ります。
- 作成したファルダにファイルをアップロードします。
- 作成したフォルダを右クリックして「公開(BOX機能)」を選択します。ブラウザの場合対象フォルダの右側のアイコンの「BOX設定」を選択します。
項目説明
- 公開を有効にする
BOX公開を有効にします。
- プライバシーを保護する
ファイル作成者などファイル表示に含まれる個人名を表示しないようにします。
- このフォルダを閲覧する前に表示されるメッセージ
相手先がBOXを開く前に表示されているメッセージです。公開されています。
- 詳細説明
相手先がBOXを開いた後に表示されるメッセージです。
- アクセスコード
BOXを開くときのアクセスコードです。仮名や漢字の利用も可能です。
-
有効期限
BOXを利用できる有効期限です。 -
相手先メールアドレス
BOXを開くことが可能なメールアドレスを指定します。ここにメールを指定した場合 は、そのユーザにメールで通知が行われます。
- 許可オリジン
BOXのURLをJavascriptなどで利用する場合に、許可したい外部URLを指定することにより利用を限定することができます。
アクセスコード
BOXのセキュリティを高める目的で利用が可能です。文字列は、仮名やカタカナ,漢字が利用できるため、日本語圏以外では容易に推測ができなくなります。
相手先メールアドレス
BOXを開くことが可能なメールアドレスを指定するとBOXを開く前にメールアドレスの確認が行われます。メールアドレスがここに指定されたメールアドレスと一致した場合はそのメールアドレスに「ワンタイム番号」が送られます。利用者はその番号を追加入力することによりファイルにアクセスが可能となります。
メールアドレスの指定は、完全一致のほかに、カンマ区切りによる複数人指定と、ワイルドカードの指定も可能です。
Note
相手先メールアドレスを入力した場合、サーバよりBOXによるファイル取得のメールが自動的に送られますが、サーバ側の設定により自動送信をやめることができます。 サーバポリシー(TfServerPolicy)ディレクティブを参照してください。
Note
相手先メールアドレスのワイルドカード指定は、誤って異なるユーザも開けるよう
なことになることもあります。セキュリティを高めるためにサーバ側でワイルドカ
ード指定を行えないようにすることも可能です。
サーバポリシー(TfServerPolicy)ディレクティブを参照してください。
公開情報の保存とリンクパスの変化
公開を有効にすると、公開情報のリンクにURLが作成されます。このURLは公開中は同じでかつ、情報を変更してもリンクは変化しませんが、公開を有効にするチェックを外して保存した場合、リンクは無効になります。
公開のURLを維持しておきたい場合は、有効期限により期限切れを設定してください。
相手先に送られるメール
件名:
[@brandname@] あなた宛てのファイルを預かっています。
本文:
あなた宛てのファイルを預かっています。
下記のURLにアクセスしてあなたのメールアドレスで認証を行ってください。
認証URL
@box_shorten_url@
1. URLにアクセスします。
2. <ML_IF @box_has_accesscode@>アクセスコードと</ML_IF>メールアドレスを入力します。
3. メールに届いた「認証コード」を入力します。
提供ファイルの情報
公開日時 : @box_open_pub_date@
有効期限 : @box_open_pub_expired@
送信者メッセージ : @boxgreeting@