- クライアント操作説明書(管理者) -
はじめに
用途
この説明書には、TeamFile をご利用になる管理者ユーザー向けの操作説明を記しております。
対象者
TeamFile をご利用になるユーザーの方を対象としております。
ユーザーを追加するには
- [管理者フォルダ]→[ユーザー]を開きます。
-
下図の青線で囲まれた部分を右クリックし、[ユーザーの追加]を選択します。

-
必要な情報を入力します。

*ユーザーID、フルネーム、パスワードを入力します。
*メールアドレス、コメント、クォータは任意で入力します。クォータは未入力場合、制限なしになります。
【 クライアントバージョン 2.1.121 よりも前またはグループリーダー機能が無効な場合 】

【 クライアントバージョン 2.1.121 以降かつグループリーダー機能が有効な場合 】

- 「アクティブ」
ユーザーのアクティブ/非アクティブを設定します。
チェックがはずされているユーザーは使用できません。 - 「ユーザーの種類」
管理者/グループリーダー/一般ユーザー/制限ユーザーを設定します。 - 「アクセス権限」
読み込み・書き込み/読み込み専用/アップロード専用を設定します。 - 「リソース公開を許可」
リソースの公開権限を設定します。 - 「グループ制約を無視」
グループ制約を無視させるユーザーかどうかを設定します。 - 「作成可能ユーザー数」
グループリーダー時に、作成可能な人数を指定します。(0は無制限) - 「他ユーザーの管理を許可」
他のリーダー(もしくは管理者)のユーザーを管理する事ができます。 - 「無制限アカウント」
有効期限無しのユーザーを設定します。 - 「接続可能アドレス」
このユーザーが接続可能な IP アドレスを設定できます。カンマ区切り可能。
ハイフンを先頭にいれることによりそのアドレスだけを一時的に回避可能。
*アクセス権限
- 「読み込み・書き込み」
ダウンロード、アップロードが共に可能。 - 「読み込み専用」
ダウンロードのみが可能。 - 「書き込み専用」
アップロードのみが可能。(新規アップロードのみ。上書きは禁止)
*ユーザーの種類
- 「管理者」
グループの編成やユーザーの作成などを行えます。 - 「グループリーダー」
ユーザーの作成や、ある特定のグループ配下のユーザー管理が行えます。 - 「一般ユーザー」
ファイルのアップロード、ダウンロードなど基本的なことが行えます。 - 「制限ユーザー」
公開が許可されたファイルのみ編集、ダウンロードが可能です。
ユーザーの情報を編集するには
- [管理者フォルダ]→[ユーザー]を開きます。
- 編集するユーザー名を右クリックし、[プロパティ]を選択します。

グループにユーザーを割り当てるには
- [管理者フォルダ]→[ユーザー]を開きます。
- 所属させたいグループを選択し右の赤線で囲まれた部分へユーザーを Drag&Drop します。

ユーザーのメールアドレスを設定するには
- [管理者フォルダ]→[ユーザー]を開きます。
- 設定するユーザーを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
- [メールアドレス]に必要な値を入力します。“, (カンマ) ”で区切ることにより、複数のメールアドレスを設定することができます。

ユーザーのアクセス権限を変更するには
- [管理者フォルダ]→[ユーザー]を開きます。
- 変更するユーザーを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
- [セキュリティ]→[アクセス権限]を変更します。

*アクセス権限
- 「読み込み・書き込み」
ダウンロード、アップロードが共に可能。 - 「読み込み専用」
ダウンロードのみが可能。 - 「書き込み専用」
アップロードのみが可能。
ユーザーの種類を変更するには
- [管理者フォルダ]→[ユーザー]を開きます。
- 変更するユーザーを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
- [セキュリティ]→[ユーザーの種類]を変更します。

*ユーザーの種類
- 「管理者」
グループの編成やユーザーの作成などを行えます。 - 「一般ユーザー」
ファイルのアップロード、ダウンロードなど基本的なことが行えます。 - 「制限ユーザー」
公開が許可されたファイルのみ編集、ダウンロードが可能です。 - 「グループリーダー」
ユーザーの作成や、ある特定のグループ配下のユーザー管理が行えます。
※グループリーダーはクライアントバージョン 2.1.121 以降かつグループリーダー機能が有効の場合に選択可能です。
ユーザーを検索するには
- [管理者フォルダ]→[ユーザー]または[統計情報]を開きます。
- 右クリックし、[絞込み...]を開きます。
- 検索する項目を選択し、文字列を入力します。 *なお、大文字と小文字の区別もしています。

*項目はユーザー名/ユーザーID/種類/管理者/メールアドレス/コメント/更新日時/作成日時/状態/権限/
有効期限で検索が可能です。
表示メニューを変更するには
- [管理者フォルダ]→[ユーザー]を開きます。
- 対象のユーザーを右クリックし、[プロパティ]→[セキュリティ]を開きます。
- 表示しないメニューのチェックをはずします。

ユーザーを削除するには
- [管理者フォルダ]→[ユーザー]を開きます。
- 対象のユーザーを右クリックし、[削除]を選択します。 *Delete キーを用いて[削除]を実行することも可能です。

削除するユーザーがファイルを所有していなければ、警告なしで削除できます。 サーバーとクライアント(2.0.119 以降)が強制削除機能をサポートしていれば、下記のようなダイアログが表示されて、ファイルを所有していても無条件で削除することができます。

有効期限を持ったユーザーを設定するには
- [管理者フォルダ]→[ユーザー]を開きます。
- 対象のユーザーを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
- [ユーザー設定]→[無制限アカウント]のチェックをはずし、有効期限を設定します。

グループ制約を無視するユーザーを設定するには
- [管理者フォルダ]→[ユーザー]を開きます。
- 対象のユーザーを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
- [セキュリティ]タブ→[グループ制約を無視]にチェックを入れます。
管理者及び制限ユーザーにこの設定を行うことはできません。

クライアントバージョン 2.1.120 以降で、グループ制約機能をサポートしている場合に有効です。
グループ制約を無視する設定の場合
* 書き込み(アップロード)禁止設定のグループでも書き込み(アップロード)が可能
* 所属ユーザーの表示禁止設定のグループでも所属ユーザーの表示が可能
* 操作ログの閲覧禁止設定のグループでも操作ログの閲覧が可能
Caution
所属している全てのグループでのグループ制約が無視されます。グループ別に無視することはできません。
一時的にユーザーの使用をできなくするには
- [管理者フォルダ]→[ユーザー]を開きます。
- 対象のユーザーを右クリックし、[プロパティ]を開きます。
- [ユーザー設定]→[アクティブ]のチェックをはずします。
- アクセスを制限されたユーザーは、下図のように左側にマークがつきます。

ユーザーが使用する容量を設定するには
- [管理者フォルダ]→[ユーザー]を開きます。
- 対象のユーザーを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
- [基本設定]→[資源情報]から最大容量と最大ファイル数を入力します。

現在使用している量より低く設定した場合、次回からのアップロード操作で下記のようなエラーメッセージが表示されるようになります。ご注意下さい。

ユーザーのアクセス制限(IP アドレス)を行うには(2.1.51 以降)
サーバーのバージョン 2.1.51 以降だとユーザー毎にIPアドレスの制限を行うことが出来るようになりました。

接続可能IPアドレスの表示はサーバーが 2.1.51 以降であり、且つクライアントのバージョンが 2.1.135.1715 以上である必要があります。
記述は複数(約 10 件程度)入力が可能です。IPアドレス同士はカンマ区切りでCIDR形式での記載が行えます。
例
2.168.0.1/32,172.16.0.0/16,211.23.11.33
設定した内容は OK を押下した段階で即反映されますのでご注意ください。
グループを追加するには
- [管理者フォルダ]→[グループ]を開きます。
- 右クリックし、[グループの追加]を選択します。
- 必要な情報を入力し、追加します。

[ クライアントバージョン 2.1.120 よりも前またはグループ制約機能をサポートしていない場合 ]

[クライアントバージョン 2.1.120 以降でグループ制約機能をサポートしている場合 ]

[クライアントバージョン 2.1.121 以降でグループリーダー機能をサポートしている場合 ]

グループからユーザーをはずすには
- [管理者フォルダ]→[ユーザー]を開きます。
- 対象のグループから削除するユーザーを選択し右クリックします。
- [削除]を選択しグループからはずします。
*Delete キーを用いて[削除]を行うことも可能です。

ユーザー毎のメール受信の有無を設定するには(ハイブリッド型) 2.1.41 以降
メール監視には、サーバー主体(ユーザ毎が設定できないモード)とクライアント主体の機能を併せもったハイブリッド型モードの場合、(この設定になっているかはサーバー設定管理者に確認してください)サーバー主体の設定でありながら、ユーザー毎に細かくメールの有効・無効の設定が行えます。
メール監視項目の設定はグループ管理の「デフォルトのメール監視」項目に準じます。この監視項目でメールを発行する・しないを設定することができるようになります。

赤枠で囲まれている箇所でユーザーのアイコンの左側にメールのアイコンが存在しているユーザーが「メールを受信するユーザー」であることを示しています。

メールの監視を有効・無効にするには対象のユーザーを選択して右クリックで設定が可能です。 「メール監視の有効・無効」という設定で即座に設定が行えます。

メール監視有効にしているユーザーは、TeamFile クライアント若しくはブラウザの場合にはクライアント主体に似た動きになり、件名と本文を追加する事が可能です。その他のクライアントからはサーバー主体の動きとなりアクションがあった旨のメール通知だけが行われます。
グループへの書き込みを禁止するには
グループ制約機能が有効な場合にのみ、利用することができます。
- [管理者フォルダ]→[グループ]を開きます。
- 対象のグループを選択し右クリックします。
- プロパティを選択し、「属性」タブの「書き込み(アップロード)を禁止」にチェックを入れます

※この設定がされたグループにおいて書き込み(アップロード)をさせたいユーザーがいる場合は「グループ制約を無視するユーザーを設定するには」を参照し、ユーザプロパティの設定を変更して下さい。
所属ユーザーの表示を禁止するには
グループ制約機能が有効な場合にのみ、利用することができます。
- [管理者フォルダ]→[グループ]を開きます。
- 対象のグループを選択し右クリックします。
- プロパティを選択し、「属性」タブの「プロパティの表示を禁止」にチェックを入れます

※この設定がされたグループにおいて所属ユーザーの表示をさせたいユーザーがいる場合は「グループ制約を無視するユーザーを設定するには」を参照し、ユーザプロパティの設定を変更して下さい。
グループを削除するには
- [管理者フォルダ]→[ユーザー]または[グループ]を開きます。
- 対象のグループを右クリックし、[削除]を選択します。
*Delete キーを用いて[削除]を実行することも可能です。

削除するグループにファイルが残っていなければ、警告なしで削除できます。
サーバーとクライアント(2.0.119 以降)が強制削除機能をサポートしていれば、下記のようなダイアログが表示されて、ファイルが残留していても無条件で削除することができます。

グループを一時利用停止にするには
- [管理者フォルダ]→[ユーザー]または[グループ]を開きます。
- 利用停止したいグループを右クリックし、「プロパティ]を選択します。
- [アクティブ]チェックボックスのチェックを外します。
※利用停止中のグループには下図のアイコンが付きます
あるグループのグループリーダーに任命するには
※クライアントバージョン 2.1.121 以降でグループリーダー機能が有効な場合のみ利用が可能です
- 「ユーザーの種類」が[グループリーダー]のユーザーを準備する
- [管理者フォルダ]→[ユーザー]を開きます。
- グループリーダーを任命したいグループにドラッグして所属させます
- 右下のボックス内でグループリーダーを右クリック→「管理]→[任命]を選択します
※マスクがかかっているアイコンのグループはグループオーナーが存在しないグループになります、グループリーダーに任命すると、そのグループのアイコンはマスクが取れます。 また、グループリーダーに任命されると、ユーザー一覧でのアイコンが変更されます。
あるグループのグループリーダーを解任するには
※クライアントバージョン 2.1.121 以降でグループリーダー機能が有効な場合のみ利用が可能です。
- [管理者フォルダ]→[ユーザー]を開きます。
- 解任したいグループリーダーのグループを選択します。
- 解任したいグループリーダーを右クリック→[管理]→[解任]を選択します。
リポジトリ検索を使用するには
- [管理者フォルダ]→[SQL]を開きます。
- 使用を許可するグループを選択し、SQLを下図の青線で囲まれた部分に Drag&Drop します。
SQLを追加するには
- [管理者フォルダ]→[SQL]を開きます。
- 右クリックし、[SQLの追加]を選択します。
SQLを編集するには
- [管理者フォルダ]→[SQL]を開きます。
- 対象のSQLを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
TeamFile 全体で利用できるディスク容量を設定するには
- [*サーバー名]を右クリックし、[サーバーの管理]を開きます。
-
[管理者キー]の中に[tf_license.conf]の内容を入力し、[認証&情報取得]をクリックします。
*サーバー名は使用しているサーバーとなります。

-
新たに出てきた[システムクォータ]を開き、上限を入力します。

グループのデフォルトメール監視状態を設定するには
- [管理者フォルダ]→[グループ]を開きます。
- 対象のグループを右クリックし、[プロパティ]を選択します。

*クライアント主体でメール監視状態の設定を行った場合、そのグループへ登録したユーザーへは自動的にその設定がコピーされます。しかし、ユーザーを登録した後でデフォルトのメール監視状態を変更した場合、この 変更はユーザーへは反映されません。またサーバー主体でメール監視状態の設定を行った場合、全てのユーザーに反映されます。
メッセージを編集するには
- [管理者フォルダ]→[メッセージ]を開きます。
- 編集するメッセージを選択し、右クリックします。
- [プロパティ]を選択して内容を変更します。
- [通知する]にチェックを入れた場合、他のユーザーに公開されます。

最新版の TeamFile クライアントをユーザーに自動配布するには
- [管理者フォルダ]→[クライアント更新]を開きます。
- TeamFile クライアントを Drag&Drop します。

*管理者は、TeamFile クライアント配布のみに限らず、全ユーザーへ同時にファイルを配布する事が出来ます。
パスワードポリシーを設定するには
- [管理者フォルダ]→[ユーザー]を開きます。
- パスワードポリシーを設定するユーザーを右クリックし、[パスワードポリシーの設定]を開きます。
- [パスワードポリシーを適用する]のチェックを入れ、入力ルールを設定します。

*詳細は別紙「TeamFile パスワードポリシーについて」に書かれています。
ログを取得するには(ブラウザ)
- サイドメニューから[ログ一覧]をクリックします。
- 種類(アクセスログ/エラーログ/全て)、範囲(今日/昨日/今月/先月/全て)を指定します。
- 対象のログをクリックし、保存します。
*[まとめてダウンロード]ボタンを利用すると、表示されているログを連結した一つのファイルとしてダウンロードすることが可能です(種類:“全て”を除く)。
通知メールの内容を変更するには(ブラウザ)
- サイドメニューから[メール編集]をクリックします。
- 変更する種類の名前をクリックします。
- 変更内容を入力し、[設定値で更新]をクリックします。

通知メールの内容をデフォルト値に戻すには(ブラウザ)
- サイドメニューから[メール編集]をクリックします。
- 内容が変更された種類は下図のアイコンが表示されており、これをクリックします。

操作ログを確認するには(ブラウザ)
操作ログ機能が有効な場合にのみ、利用することができます。
- サイドメニューから[操作ログ]をクリックします。
- 全グループのうち、トップグループ一覧が表示されます。
- グループ名をクリックすることで、グループフォルダのように階層移動が可能です。
- 確認したい操作ログの抽出範囲を選択します。(今日・昨日・ 7 日間・今月・先月)
- 操作ログを確認したいグループのログ内容表示アイコンをクリックします。

操作ログをダウンロードするには(ブラウザ)
操作ログ機能が有効な場合にのみ、利用することができます。
- サイドメニューから[操作ログ]をクリックします。
- 全グループのうち、トップグループ一覧が表示されます。
- グループ名をクリックすることで、グループフォルダのように階層移動が可能です。
- ダウンロードしたい操作ログの抽出範囲を選択します。(今日・昨日・ 7 日間・今月・先月)
- 操作ログをダウンロードしたいグループのCSVダウンロードアイコンをクリックします。
操作ログをまとめてダウンロードするには(ブラウザ)
操作ログ機能が有効な場合にのみ、利用することができます。
- サイドメニューから[操作ログ]をクリックします。
- 全グループのうち、トップグループ一覧が表示されます。
- グループ名をクリックすることで、グループフォルダのように階層移動が可能です。
- ダウンロードしたい操作ログの抽出範囲を選択します。(今日・昨日・ 7 日間・今月・先月)
- まとめてダウンロードボタンを押下します。
- 表示されているグループの操作ログがひとつのファイルでダウンロードできます。

操作ログの閲覧を禁止するには
グループ制約機能が有効な場合にのみ、利用することができます。
- [管理者フォルダ]→[グループ]を開きます。
- 操作ログの閲覧を禁止するグループを選択し、右クリックします。
- [プロパティ]を選択し、「属性」タブの「操作ログを閲覧禁止」にチェックを入れます。

※この設定がされたグループにおいて操作ログの閲覧をさせたいユーザーがいる場合は「グループ制約を無視するユーザーを設定するには」を参照し、ユーザプロパティの設定を変更して下さい。
現在のライセンスを確認するには(ブラウザ)
クライアントバージョン 2.1.121 以降のみ有効になります
- サイドメニュー→[ライセンス更新]を押下
- [現在のライセンス]ウインドウに現在適用されているライセンスの詳細が表示されます
ライセンスをブラウザから更新するには(ブラウザ)
クライアントバージョン 2.1.121 以降のみ有効になります
- サイドメニュー→[ライセンス更新]を押下
- [ライセンス更新]ウインドウの参照ボタンを押下
- ライセンスファイルを指定しアップロードを押下
- アップロードされたライセンスが正しければアップロードされたライセンスの詳細が表示されます
- すぐに更新をしたいのであれば[再起動する]にチェックを入れて更新を押下( 1 分以内に自動的に更新が行われます)
- 次回再起動、または任意に更新したいのであれば[再起動しない]にチェックを入れて更新を押下(次にTeamFile サーバーを再起動した時にライセンスが適用されます)


サーバー設定ファイルをネットワークから入手するように設定するには
サーバー設定ファイルは、TeamFile のサーバアイコンを Windows のデスクトップなどにドラッグすることにより作成される XML ファイルです。tfsv といわれる拡張子で作成されます。 このファイルは、ユーザー情報が含まれていないサーバー情報ですので、利用者にメールなどで配布することが可能です。
このファイルは TeamFile クライアント 2.1.135 からネットワーク経由で利用することが可能となります。 TeamFile クライアントからは、HTTP(S)接続を行ってインポートが可能です。その為利用する為にはHTTPD サーバーの機能を有したサーバーに設置する必要があります。(例:HTTP サーバーは Apache や IIS です)
ユーザロックアウトの機能を理解する
TeamFile サーバーはユーザーのパスワードの誤り回数によってアカウントを停止する機構が備わっています。 アカウントがロックされるとメールアドレスが設定されているユーザーであれば、そのユーザーに対してメールが送られます。また、そのユーザーを作成した管理者(若しくはグループリーダー)にも同じようにメールアドレスが設定されている場合メールが送信されるようになっています。
この設定が有効になる為には次のディレクティブがロケーションに設定されている必要があります。
TfFaiedLoginControl 数字 数字 数字
TfFailedLoginControl の数値は次の通りです。
第一引数: ログインに失敗できる数
第二引数: 失敗してから再チャレンジできるまでの秒数
第三引数: 上記の動きを何回繰り返せるか回数
例えば、 10 回失敗したら 60 秒の間は完全にロックされ、その繰り返しを 3 回行えるという動きは次のようになります。
永久ロックになった場合、アカウントは自動的に解除されなくなります。解除が行えるのは管理者もしくはグループリーダーだけです。
ロックアウトでのメール通知
ロックアウトを行われたユーザーには次のようなメール内容が送られます。
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TeamFile (https:/xxxxx.xxx.com/teamfile/) へのアカウントをロックしました
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パスワードを連続して 5 回誤った為にTeamFileはアカウントをロックしました。
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対象ユーザの情報
ユーザID :name
ユーザ名 :名前
最終アクセス日:2013/07/09 09:09:11 JST
アドレス :222.111.222.123
管理者とコンタクトをとって、アカウントのロックを解除して下さい。
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サーバーでのログ
パスワードを失敗しているときのエラーログ
[Wed Jul 10 09: 09 : 11 2013] [error] - -
dav_divy_authenticate_user(232): (42000) password mismatch error.[
sent userid => ユーザID / sent password => 誤っているパスワード ]
ロックアウトしたときのログ
出力されません(改善予定)